ろ~りぃの食卓

今日8月31日は、大正天皇の誕生日である。
大正天皇と云えば、即座に例の“遠眼鏡事件”を思い起こされる方も多いことだろう。
あまりいい印象を持たれていない、気の毒な天皇である。
平成28年の現在でも、今上天皇の誕生日はもちろんのこと、明治天皇の誕生日は文化の日として、昭和天皇の誕生日は昭和の日として、祝休日になっているのに、この大正天皇の誕生日だけは、見事に無視されている。
もっとも存命中から、残暑厳しい頃合いであるとして、誕生祝の催しは9月になってから行われていた、と、云うから、甚だ気の毒なものである。
もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
ヨーグルトを買い忘れたので、代りと云ってはなんだが、バナナを2本にした。小さいし、2本くらいがちょうどよかろう、と、云うこともある。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、野菜ジュース、バナナ(2本)

公約通り(?)、鶏肝の生姜煮をおかずとした。
飯は久しぶりに白飯、いわゆる銀シャリである。
別に大正天皇の誕生日を祝って、贅沢にしたわけではない。たまたま久しぶりに、銀シャリの味を味わいたくなっただけのことである。
小松菜と油揚げの煮びたしは、もはや定番、欠かせぬ献立、と、なったようだ。今回はちりめんじゃこを混ぜてみた。よりいっそう味が引き立つことであろう。

献立:銀シャリ(ピリ辛きゃら蕗)、鶏肝生姜煮、小松菜と油揚げのじゃこ入り煮浸し


鶏ささ身の味噌漬けが上手くいった。以前は表面が焦げたりしていたが、今回は好い加減に焼けた。あらかじめそぎ切りにして、みそ床に漬けて置いたおかげである。
味も淡白で、いかにも夏らしい(?)献立となった。
それにしても、我ながら、ヘルシーな献立である。

 

献立:玉子麦飯、野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト、人参……青じそドレッシング)、鶏ささ身の味噌漬け、冷奴、オクラとモロヘイヤのネバネバ和え、ぬた、味付海苔