ナポレオンの(最初の)結婚記念日の日のひとりめし

今朝は30分ほど寝坊してしまい、半熟卵2個とバナナ2本を詰め込んで、慌てて家を出た。そんなわけで、朝食の写真&記事はない。
今日はナポレオン・ボナパルトと、彼の最初の妻であるジョセフィーヌ・ド・ボーアルネが結婚した日である。
当時ナポレオンは、トゥーロン攻囲戦やヴァンデミエールの反乱の鎮圧などで名を挙げ、国内軍司令官となってはいたものの、政界・軍界・社交界などでは、いまだ身分低い軍人にすぎなかった。
一方ジョセフィーヌは、総裁政府の実力者であったバラスの愛人として、社交界の花形となっていた。
その二人が結婚したのは、より以上の昇進出世を望むナポレオンと、ジョセフィーヌに飽きが来てお払箱にしたかったバラスとの思惑が合致したため、と、目されている。
要は政略結婚であった。
そのふたりがやがて、皇帝皇后として、フランス全土は云うに及ばず、ヨーロッパ大陸のほぼ全土にまで影響を及ぼすようになるのだから、男女の縁とは解らぬものである。
なんにせよ、わたいの弁当の中味とは、なんらの関係もない。
政略であろうがあるまいが、結婚だの、男女の縁だのとは、なんら関係のない弁当であり、人生である。
それにしても、結婚当日のこの日、ナポレオンとジョセフィーヌの食卓には、いったいどのような料理が並んでいたのだろうか。

 

献立:麦飯(海苔とたまごのふりかけ)、豚肉生姜焼き、大根と人参の皮の浅漬け

昼のお菜で、やっと2/26(日)に仕込んだお菜を消費しつくし、やっと、今回料理ったお菜にかかれる。
晩のお菜は、3/5(日)に料理ったものである。
粕汁の具(大根、人参、白菜、長ねぎ)は、あらかじめ湯掻いてジップ・ロックの袋に入れ、冷凍保存しておいたのもである。それを朝に冷凍室から冷蔵室に移し、晩方に解凍して食べる。ちなみに、だしは熟成あじにぼしとだし昆布、それに顆粒のあごだしでとる。当然、出汁を取った後のあじにぼしも、だし昆布も食べる。にぼしも昆布も、栄養満点の食材である。これを捨てるなどとは、大名ででもなくては、できるものではない。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、もやし、ニラ、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔