「ブルータス、おまえもか」の日のひとりめし

以前にも記したと思うが、今日はジュリアス・シーザーが暗殺された日である。
そのときにシーザーが発した言葉が、有名な「ブルータス、おまえもか」である。
信頼し切っていた者に裏切られた際に発する言葉として有名になった。
この言葉、ウィリアム・シェークスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』で有名になったが、もとはプルタルコスの『英雄伝』にも見えるらしい。
直接の関係はないが、本能寺において光秀の軍勢に攻められたと知ったときの信長の心中も、同じようなものだったのではなかろうか。
もちろんそのことと、わたいの弁当の中味とには、なんらの関連もない。
一昨日、昨日と体調を崩して臥せっていたが、お采は拵えておいたので、なんとかなった。

 

献立:麦飯(海苔とかつおのふりかけ)、ほうれん草と油揚げのお浸し、菜の花の辛子和え

例によって例の如く(?)、公約通りの(??)献立である。
ただ体調不良により、2日ほど寝込んでしまったのが予定外だった。もっとも、そんなものが、予定に入るわけもないが……。
鰯のつみれが売ってなかったので、やむなく、じゃこ天を買ってきた。似たようなものだから、まさか味が合わないわけもなかろう、と、思ったのである。
あごだしを入れるのを忘れた。その代わり、と、云ってはなんだが、あじにぼしを入れ過ぎた。ふつうの煮干しと違って、小魚くらいの大きさがある。1匹で充分だったような気がする。だし昆布も入れているのだから……。
それにしても、胃腸に変調をきたした、と、云うのに、これだけ食べるのだから、我ながら大したものである。
まぁ、変調をきたした胃腸を早急に快復させるには、栄養のあるものをドッサリ摂取するにかぎる、と、言い訳しておこう……(陰の声:言い訳にもなっとらんと思うぞ)。

 

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、菜の花の辛子和え、納豆、味付海苔