フルシチョフv.s.マクミラン

 国際連合の総会で、イギリスのマクミラン首相が演説しているとき、フルシチョフが靴を脱いでテーブルを叩き始めた。異議ありの意思表示或いはブーイングのつもりだったのだろう。

周囲が緊張するなか、マクミラン首相は少しも表情を変えず、

「すみませんが、そのロシア語も通訳していただけますかな?」