クリミア戦争開戦の日のひとりめし

1854年(嘉永7年)のこの日、英国と仏国がロシア帝国に宣戦し、クリミア戦争が勃発した。クリミア戦争は、ナポレオン戦争以来の大規模な国際的戦争として、また、 フローレンス・ナイチンゲールが、従軍看護師として、負傷兵たちへの献身や統計に基づく劇的な医療衛生改革を実行し、“クリミアの天使”と賞されることになったことでも有名である。
嘉永7年と云えば、米国の提督ペリーが4隻の戦艦を率いて浦賀沖に出現した年でもあり、まさに激動の始まりの年であった。
もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
戦闘や激動とも係わりがない代わりに、天使とも係わりがない。
いたって平々凡々たる献立である。

それにしてもナイチンゲールはじめ、クリミア戦争に従軍していた人々は、いったいどんな献立の食事を摂っていたのだろうか。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ

あると思っていた冷凍ブロッコリがなかった。ので、人参を茹でて冷凍保存して置いたものになった。
野菜が1種類減ったが、やむを得まい。
アスパラガスが旬らしい。久しぶりに、アスパラガスの豚バラ肉巻きを料理ってみようか。
しかしとりあえずは、現在の冷凍保存食品を片付けねばならない。今週中には片付くはずである。予定によると、明日の晩と明後日の昼でなくなるはずである。
木曜の晩食と金曜の弁当をどうするか、である。

 

献立:麦飯(海苔とさけのふりかけ)、人参と長ねぎの豚バラ肉巻き、茹で人参

冷凍保存しておいた小松菜がなくなった。やっと、なくなった、と、云う感じである。ま懲りずにまた冷凍保存しておく。廉価なときに買いだめて、湯掻きだめて、冷凍保存しためておけば、なにかと使い道はある。
それにしても、いつもながら、我ながら、ここまでして野菜摂るか、みたいな、野菜の量である。汁物にすれば、たいがいの野菜がたっぷり摂れる。
さっき粕汁を“い粕汁”と、打鍵ちかけたが、考えてみれば、云い得て妙である。とくに、寒い日は心地好く温まるし、野菜はたっぷり摂れるし、魚も肉も入れられるし、で、まさに、“イカス汁”である。

献立:玉子麦飯、粕汁(鮭、じゃこ天、焼麩、大根、人参、白菜、長ねぎ、糸こんにゃく、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、小松菜のお浸し、納豆、味付海苔