楽器の日のひとりめし

今日は“楽器の日”である。「芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから」、この日になったらしい(Wikipediaより)。同様の理由で、“お稽古の日”でもあり、“いけばなの日”でもある。
楽器と云えば、わたいのギターは、いっこうに上達のきざしを見せてくれない。いつからギターの練習をはじめたのか、記憶にないが、どうやら6月6日からではなかったようだ。
もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
芸事ではないが、願わくば、料理を始めたのは、6月6日からでありますように……。

 

献立:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…青じそドレッシング)

鮭の幽庵焼き風が少し塩辛い。塩をまぶして水分を拭き取る、と、書いてあったのが、どうやらその必要はなかったようだ。なんでも本に書いてあるとおりにすればいい、と、云うものでないのは、料理も育児もおなじようだ。
小松菜のわさび和えは気に入った。今回は湯掻きかたもバッチリで、小松菜特有のシャキシャキ感、その歯ごたえが、しっかり残っている。この湯掻き時間を忘れまいゾ。

 

献立:麦飯(海苔と野菜のふりかけ)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜のわさび和え

オクラと長芋のネバネバ和えは、今日帰宅してから料理った。
まな板に塩をまぶしてオクラを転がし、髭取りをする。湯を沸かしてサッと湯掻く。そのオクラを輪切りにする。長芋は短冊切りにする。ボウルに梅肉とめんつゆを入れ、オクラと長芋を入れてよく混ぜる。
――以上が料理り方である。
ネバネバものが、納豆とともに、重なったが、身体に良いものは、いくら摂っても良いものである。
おかげで、野菜も、8種類、昼の弁当も勘定に入れれば、9種類摂ったことになる。我ながら見事な健康献立である。
惜しむべきらくは、肉や魚などの、いわゆる動物性タンパク質に欠けることである。しかし、玉子を摂っているし、植物性タンパク質は充分(納豆、冷奴)なので、これはこれで、よし、と、しよう。

 

献立:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、わかめ、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト…すりおろしオニオン・ドレッシング)、オクラと長芋のネバネバ和え、冷奴、納豆、ニラのおつまみ、味付海苔